FC2ブログ
-->

記事一覧

小高史子先生にインタビューしました

2017.9.16に開催される
小高史子ソプラノリサイタルを前に
小高さんにインタビューしました。
リサイタルの内容も紹介していますので最後までお付き合いくださいませ。

odaka20179.jpg


・Q こんにちは。

今日は9/16(土)のリサイタルのことで
お話をうかがわせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

・小高 こちらこそよろしくお願いします。



・Q 今回のリサイタルなんですが何年ぶりですか?

・小高 7年振りで3回目のリサイタルです。
前回はシューマンの「女の愛と生涯」が中心のプログラムでした。

・Q 今回のリサイタルはどんな内容になるかご紹介いただけますか?

・小高 1900年前後のドイツ歌曲、フランス歌曲を中心としたプログラムです。

・Q なぜそのようなプログラムにしようと思ったんですか?

・小高 私が最も得意とするのが
ロマン派後期の歌曲なんです。
そして
アルバンベルクの7つの初期の歌が
大学院の修士演奏で思い出深い曲なので
それを皆さんに聴いていただきたかったということですね。

・Q そうですか。では小高さんが自信をもって臨める曲目ということですね。
マーラーやラヴェル、サティなど一般的におなじみの作曲家もいますが
私も初めて生で聞く作曲家の曲もあります。
今回の曲目の雰囲気などを簡単に説明していただけますか。

・小高 はい、では作曲家別に紹介しますね。
ヴォルフですがオーストリア生まれロマン派後期の作曲家です。
ドイツリートを歌う人にとっては
シューベルトやシューマンと並ぶ偉大な作曲家です。
詩の内容をより深く表現した曲が多いです。
有名な割に
栃木で演奏されることはあまりないようなので紹介しようと思って。
彼の作品の中で最も有名なものを選びました。

アルバンベルクはオーストリア生まれ。
ロマン派から近代へ移行する真っ只にいた作曲家で
今回歌うのは12音技法完成前に作曲された
情感豊かな曲集です。
彼以前のドイツリートの集大成と近現代の作曲技法が結合された傑作です。

コルンゴルトは
もともとはウィーンに住んでいて、モーツァルトの再来といわれた神童でした。
アメリカに亡命した影響からか
ロマン派後期ではあるけれどアメリカ的な親しみやすい雰囲気があります。
ハリウッドで映画音楽でも活躍した人で
アカデミー賞作曲賞もとっています。

アーンはフランスで活躍した作曲家です。
古典派の様式を守りながら
なおかつ後期ロマン派の手法をうまくとりいれています。
上品でわかりやい曲が多いです。

プーランクはパリ生まれで
ユーモアと知性があるエスプリの作曲家といわれています。

デュパルクはフランス後期ロマン派の作曲家です。
自身の手で多くの作品を破棄してしまったため
40ほどの作品しか残されていません。
繊細さと劇的な表現を合わせ持った曲が多く、
フランスを代表するといわれる歌曲を残しています。

そして、マーラー、ラヴェル、サティは皆さんに親しまれている作曲家ですね。

・Q ロマン派後期という言葉がでてきましたが
具体的にはどんな音楽なのでしょう?

・小高 自由に作曲されているものが多いですね。
調性にしばられることなく
甘美なメロディーや斬新なハーモニーが自由にあらわれ
表現のふり幅が大きいので
いろいろ楽しめるのではないでしょうか。
一言で後期ロマンがこうだとはなかなか言えないですが
その多様性を皆さんが感じて楽しんでくれればと思います。

今回はフランス歌曲も多数歌います。
フランス歌曲を生で聴く機会はあまりないと思いますので
是非楽しんで下ればと思います。

・Q フランス歌曲は語感もやわらかく、上品で洒落っ気のある曲が多いので
秋に聴くのはぴったりだと思います。
最後に今回リサイタルに来ていただく方に
聴きどころというかどんな風に楽しんでいただきたいというのはありますか?

・小高 
人間の声の表現力の高さと歌曲の世界の面白さを是非味わっていただきたいですね。
当日は歌詞対訳も配布しますので、詩の内容を理解できます。
皆さんにとって、はじめての曲も多いと思いますが
楽しめる内容となっています。
是非お楽しみください。

・Q 今日はありがとうございました。
リサイタルが楽しみですね。

odaka201792.jpg


【小高史子ソプラノリサイタル】
2017.9.16
宇都宮市文化会館小ホール

13:30会場 14:00開演
全席自由
2500円
※当日券あります。

小高史子(ソプラノ)
羽石道代(ピアノ)

●演奏予定曲目
フーゴー・ヴォルフ ​
     春が来た
​​​​     隠遁
アルバン・ベルク​​ 
    「七つの初期の歌」より
葦の歌
​​​​ ナイチンゲール
​​​​ 夏の日々
グスタフ・マーラー​
「子供の不思議な角笛」より
ラインの伝説
​​​​ 原光
​​​​  
「若き日の歌」より ​​​​
自意識過剰

エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト​​​​
「五つの歌」Op38より ​​​​
幸せを願う
​​​​
「道化の歌」Op29より
来るがいい、死よ
​​​​ いとしい人よ
​​​​  
「四つのシェイクスピアの歌」Op31より
鳥たちが歌う時
レイナルド・アーン​ クロリスに
​​​​ 私が捕らわれていた時

アンリ・デュパルク
​ 悲しき歌
​​​​ フィディレ

モーリス・ラヴェル​
「五つのギリシャ民謡」
​​​​
フランシス・プーランク​
   「メタモルフォーズ(変身)」
「ルイ・アラゴンの二つの歌」
​​​​
エリック・サティ​​
   ランピール劇場の歌姫
​​​​ あなたが欲しい

※演目はやむを得ない事情により変更になる場合があります。




以上


宇都宮第九合唱団公式ブログ